2025年12月17日、東京・両国国技館で開催されたWBO世界フライ級タイトルマッチ。
挑戦者、桑原拓(大橋)vs王者アンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)
試合は開始直前、オラスクアガがマウスピースを忘れるという異例のトラブルで数分遅れてスタート。
しかし、いざゴングが鳴ると王者は圧倒的な破壊力を見せつけた。
1回、 桑原はスピードを活かしたボクシングを試みるも、オラスクアガの強烈な左ジャブを被弾。
後に「この一撃で眼窩底を負傷し、相手が二重に見えるようになった」と明かした通り、この序盤の負傷が試合の明暗を分けた。
2〜3回、 王者のプレッシャーはさらに強まり、桑原は必死にストレートやボディで応戦するが、パンチ力の差は歴然。
オラスクアガの右クロスやアッパーが次々と桑原を捉え、挑戦者は次第に防戦一方となる。
4回、完全に主導権を握ったオラスクアガが、ロープ際に追い詰めて猛ラッシュ。
逃げ場を失い、ダメージが蓄積して棒立ちとなった桑原を見て、レフェリーが試合を止めた。
オラスクアガvs桑原拓 「結果」
ボクシング


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