フォスターvsフルトン WBCライト級暫定王者決定戦「結果」

ボクシング

2025年12月6日(日本時間7日)に行われたオシャキー・フォスターvsスティーブン・フルトンの試合は挑戦者フルトンがスーパーフェザー級のリミット(130ポンド)を2ポンドオーバーする132ポンド(約59.9kg)で計量失敗という失態を犯し、​これによりフルトンは勝っても王座を獲得できない変則ルールとなった。
WBCはこの事態を受け、急遽この試合を「WBC世界ライト級暫定王座決定戦」として認定(またはフォスターが勝利した場合のみライト級暫定王座を獲得)する措置を取った。

試合は「技術戦」の予想を覆し、フォスターの一方的なペースとなった。
リーチ差を活かした鋭いジャブと、スイッチヒッターとしての巧みなポジショニングでフルトンを翻弄し距離を支配し続け、フルトンに何もさせない。
階級アップと減量苦の影響か、フルトンは動きに本来のキレがなく、中に入ろうとしてもフォスターのカウンターに阻まれ、有効打をほとんど当てられない。
試合は終始フォスターがフルトンはコントロールし12ラウンドは戦い結果は判定へ。

判定:3-0(119-109, 118-110, 117-111)で​この試合は、フォスターが大差をつける判定で勝利を収めました。

フォスターはS・フェザー級王座の防衛に加え、ライト級の暫定ベルトも手中に収める形となり、2階級制覇王者としての地位を確立しました。一方、体重超過と完敗を喫したフルトンは、キャリアの正念場を迎えることになった。

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