ラモン・カルデナスvsエリック・ロブレス「結果」

ボクシング

2025年12月18日(日本時間19日)、米フロリダ州フォートローダーデールのウォー・メモリアル・オーディトリアムで開催された「ProBox TV」のメインイベント。
ラモン・カルデナスvsエリック・ロブレス

​カルデナスにとってこの試合は、今年5月に世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に挑戦し、敗れて以来の復帰戦で、井上戦では敗れたものの、序盤に「モンスター」からダウンを奪う大健闘を見せ、一躍その名を世界に知らしめたカルデナス。
今回の復帰に向けては、中谷潤人(M.T)とのスパーリングを重ね、さらなる実力アップを図ってリングに上がった。

​試合序盤、両者は慎重な立ち上がりを見せたが、3回から動きが激化する。
ロブレスが強引に距離を詰め、荒々しい左右のフックでカルデナスをロープ際まで押し込む場面もあったが、カルデナスは冷静に相手の動きを見極め、反撃の機会をうかがう。
​決着のシーンは5回突然に訪れた。
ロブレスが強引に左を放とうと飛び込んできた刹那、カルデナスが完璧なタイミングで右のカウンターを一閃。
この一撃を顎に受けたロブレスは崩れ落ち、一度は立ち上がろうとしたものの意識が朦朧としており、レフェリーが即座に試合を止めた。
メキシコの強豪エリック・ロブレスを相手に衝撃的な5回KO勝利を収め、鮮やかな再起を果たした。

​今後の展望:再び世界戦線へ
​この勝利で戦績を27勝(15KO)2敗としたカルデナス。井上尚弥という高い壁に阻まれた後、中谷潤人とのトレーニングで磨いた技術と精神力を見事に証明した形。
​激戦区のS・バンタム級において、再び世界タイトル挑戦への切符を大きく手繰り寄せたカルデナス。次戦ではどの王者にターゲットを絞るのか、その動向に注目が集まります。

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